コラム&イベントレポート

応急救護講習

  大阪府北部を震源とする地震並びに平成30年7月豪雨で亡くなられた方々に心より哀悼の意を捧げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 天災が続き、自然の猛威の前では人は無力であることを実感しました。それでも助け合おうとする人と人とのつながりには勇気を感じたり、困難な状況下での結束力は人だからこそできる力であるということも再認識させられました。

 天災が決して対岸の火事ではないということを強く感じる中で、今回の応急救護講習はまさに「いつ発生してもおかしくない」という緊張感の下、行われました。

 救急要請をしてから救急車が到着するまでが全国平均8分程のことでした。その間心肺蘇生等の応急処置をするとしないでは大幅に生存率が違ってくるとのことでした。

 法人職員が胸骨圧迫の練習をした後。救命救急士による胸骨圧迫とAEDの使い方、二人で行う際の連携方法を学びました。

 その他、誤嚥等による窒息の対応、止血方法も学びました。

 昨年も実施しましたが、複数回受講することで応急救護技術の確認と決して他人事ではないということをあらためて痛感しました。